CDをいただく。
私に気を遣ってなのか、くれた本人のお薦めなのかどちらなのだろうか。
これは明らかに自分好みの声質である。
歌い方、というよりまず声質から選んでしまう自分の悪い癖はどうにも避けられないものでこまったことであるが、この声はすごい。
私の好きな声質の単純最優先事項は高い声であること。
そして鼻にかかりすぎない透明感をもつこと。
つまりウィーン少年合唱団が原点にある。
まだ聞き始めだが枯れ葉とSongbirdというのが出色だ。
枯れ葉はピアノ伴奏もすごい。
ある"ミクロコスモス"を感じざるを得ない。
Songbirdは美しい。タイトル名に使ったのもうなずける。
歌い方つまり歌手のアレンジもいい。
ジャズボーカルの世界かな。
声質がこのアレンジに活き活きとのっている。
枯れ葉というとイヴ・モンタン、エディット・ピアフのオランピア劇場ライヴ、それとコーちゃんこと越路吹雪さんの・・・そうだそうだビル・エヴァンスのピアノトリオもあったな、が頭にこびりついていたかな。
でもこの声質の自分好みには今までのものはかなわない。
YouTubeで検索したときはさほどの感動はなかったのだがきょうきちんと聞いたらすごかった。
父の遺産に講談や広沢虎三の録音がいくつかあり興味を引いたのだが、こちらも大きなプレゼントであった・・・・もっともこれも父のことがあってのプレゼントといえる。
コダックがつぶれてしまった。
ライカが35ミリカメラを作り出したのはいいが、あまりにも値段が高すぎるというので自分の作ったフィルムをたくさん売りたいという思いが根本にはあるとはいうものの、プア・マンズライカという要するに貧乏人のためのライカという意味でレチナというカメラのシリーズを何十年にもわたって作り続けたコダック。銀塩カメラ100年の歴史の中で大きな役割を果たしてきた、1000年後にも名前の残るであろうこの会社がつぶれてしまったことに深いため息をつかざるを得ない。
ヒラリー卿のエヴェレスト初登庁にに同行したレチナ118はツァイスのテッサー・レンズ付きのものである、ドイツ・コダック製。
他社のレンズを多用していたとはいえ、オリジナルのエクターというレンズもすてきな写りである。
フジとコニカはうまく逃げた・・・生き延びた。そうだオリンパスもうまく生き延びた・・・ここで騒動があったが。
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