一瞬だが雪が舞う。
閉店間近歯医者のY氏来店、元気をもらう。教育委員になったとのことだ。新聞に汚染されてない自分のこばを持つひとだ。
「街道をゆく」は喜望峰。アジアへの希望、ということだったんだ。岬の映像は初めて見る。いつものように3分程度の番組ながら忘れることのできない絵をまぶたに焼き付けてくれる。
小説はまだ読めない。
マーラー本をつまみ読み、当分はしかたないな。
毎週つまり「・・・七日」にお線香を上げに来てくれる分家のおばさんと長おしゃべり。父のことで知らないことをいろいろと聞く、ありがたいことだ。
他者感覚ということをわきまえないで父をどなったりした自分を恥じる。
兄弟で一番下なのに跡を継いだ意味はある程度情報があったものの、継いだ後もさまざまな形で上ふたりに苦労させられた話を聞く。父がますます好きになったが気持ちが伝えられないのが苦しい。分家へ行って吐露したことを子供たちには絶対言わなかったことを尊敬する。親に「尊敬」などという言葉を使うのはいささか安っぽくもあるのだが、父にかっこよさを感じた。
祖父に怒られて泣いていた父を一度まのたあたりにしたことがあるが、四方八方からやってくる苦しみをひとりでしょっていたのだなと思う。
こわれた兄弟。
よく考えれば祖父の教育に問題があったと思うのだが祖父の悪口を父から聞いたことはない。
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