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2011年11月15日火曜日

ヴァン・アイクの絵についての

おしゃべりを読んでいてソフトバンクの犬の出るコマーシャルを思い出した。
西欧の古い絵のなかに出てくる動物、花、果物、置物・・・等には寓意がこめられていて解釈の手伝いというお節介をするわけだが、ソフトバンクの犬におおきな(ちいさな)しゃれが込められているかいなかは私にはわからない。
発注者にのみ知ることだろう。
TPPともども笑いのネタとなっていると考えたくないのだが。

湯川秀樹は私の尊敬する学者の筆頭にあることは子供の時から今の今までその位置は微動だにしていない。
彼がある短文の中で「五十才を過ぎた頃から私の興味の範囲はひろがる一方であった。このころはおもしろいと思うことが多くなりすぎて困っている・・・」とかなんとかいう文章があったと思うが、それは彼が気が多かったというよりも"視座"が定まっていろんなことを自分の目・頭で覗いてみたいということだろう。好奇心の持続の発露の発言である。
自分の頭で考えるためにはある程度定まった"哲学"を築きあげていなければならない。
子供にすらそれなりの生成過程の哲学はみんなもっているはずである。
ここのところをくすぐり成長をうながす教育ができないところにこの国の不幸がある。

TPPによってあらゆるものがこわれる。
戦後の農地改革に始まったアメリカの日本農業破壊政策はここで大きな結末をつけることになる。
農業以外の想定ダメージはマスコミはほとんど語らない。
わかっていて書かないのか、あるいはたんにバカだからわからないのか。
今マスコミの指導的立場にあるひとたちが自分と似たような世代であることを思うと、道路の雨天右側無灯火走行自転車ドライバーの親たち(あるいは本人かもしれない)が自分の同世代だということとならんではずかしさこの上ないことである。

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