時間の流れが"普段"にもどってしまう。なんとなく正月も終わりかと思うとさびしくなる。
和田さんのもってきたXをつぶす。新豆ほやほやなので水分も多く加水に注意する。
柔らかいので煮すぎる傾向にあるようだがまあ、普通に煮る。
豆乳を飲むと非常にいい感じだがやや上品すぎるような感じがする。つまり青味が薄いようだ・・・ただしこれは乾燥の度合いとも関係があるので水分の多いまだとれたての状態の今日の豆を基本的な味ととらえることはできない。
寄せると、甘みはたっぷりある。柔らかい。にがりの量や温度に塩梅が必要。即寄せ可能である、玉誉れなみのいわゆる低タンパクのような寄り模様である。和田さんはフクユタカが主流なのでこの点に注意しなければならない。つまり今までと正反対の世界である。
こちらで蒔いたのとはずいぶん違うようで、まろやかさ・ふっくら感が全面に出てくる。ルノワールのふっくらお姉さんたちのイメージの味となる。野趣よりも上品さ・ほんわかさの勝った味である。フクユタカ、前津江、小石原に近く、極端な言い方をすると"泥臭い"小糸在来・行田在来、借金なしとは対極にある感じである。
水分が抜けてから、"皮"がどういう味を出してくれるかがポイントである。、"皮"に大きな意味がある。
さて我が家のごったまぜ虫食い混合。・・・これもほんわかほんのり甘みであったが、おととしのきちんと低温保存しなかったものも含んでいるのでしまりはよかった。高タンパク系的な感じであったが閉まりすぎともならない、やや煮すぎであったのが幸いしている、豆乳もうまい。
林隆三と榎木孝明が中尊寺を旅していた、宮城の問屋のMRさんに案内されて行ったものであるがなつかしかった。冬が・・・いいなあ。福岡も雪だったな。
林隆三は「豆腐屋の四季」というテレビドラマに出ていたことがあり(40年も前のこと)大好きな俳優なのだが、このテレビドラマのことをなんと大江健三郎が知っていてミューズの楽屋で人生のハビットから豆腐屋のハビットへ話しを飛ばせた時に、いきなり「豆腐屋の四季」のことを語り始め大江さんの守備範囲の広さ・記憶力のすごさにびっくりしたものである、古今集の和歌の引用もうまく組み込んだおしゃべりで豆腐屋のハビットで笑いをとろうとした自分が今思うと恥ずかしい限りである。
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