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2011年4月28日木曜日

ぼたんの花が

おとといから咲き始める。
みんな母の植えたものだ。
大輪の花はあまり日本人には好まれないと思うが牡丹とと芍薬は別格だろう。
うちではまず赤が咲く。その次が黄色か、待機中だ。

暑いので薄着で銀座へ。
都心の駅地下連絡通路は薄暗い。
でもこの程度がいいのかなとも思う。

檜垣先生は猪熊さんの弟子で20年ほど新制作に在籍。その後は個展と多摩美大の教授を通して絵に生きてきたひと。染色の研究にも若い頃より打ち込まれてきたかただ。
鳥に自由・希望・平和を仮託して染色技法やコラージュを織り交ぜての楽しいふわふわとした画面には、何か昨日述べた震災で亡くなった多くのひとたちへの手向けのようなものを勝手にイメージしてしまった。
楽しく、おだやかで、そして絵の中に入って遊べるすてきな画面である。ミロよりも動きがあり明るく、励ましを感じる絵である。
おととし、自分は特殊な精神状況にあったがためだが、川越でやった脇田和さんの赤い基調色の絵の前で涙がとめどなく出てしまい、これはなんだと自分でもわからなかったがきょうの檜垣先生の「いざ、イトカワ」の絵にそのときの赤を感じてしまった。
鳥は猪熊先生、脇田先生ともに愛した対象で脇田先生の特別展で涙を流した絵も紅葉と鳥の絵であった。面識も知識もないひとの絵の前で涙を流したのは初めてのことであった。
鳥、というと音楽の世界ではオリビエ・メシアンの鳥類譜が有名で彼の奥様イボンヌ・ロリオのピアノによる全曲版をLPで2セット持っているので今度、昔ピアノもやっていた先生にさしあげようとおもう。
久しぶりにいい絵を見てどこにも寄り道せずに帰宅。
大桃に電話しようかとも思ったがここのところ飲み過ぎなので止める。
いまここの部分は仕事を終えて9時台に書いているのだがなんとなくいい倦怠感の就寝前である。
きょうはここまでにしようか。

上條先生のBSの録画はあしたみよう。

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