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2011年6月8日水曜日

ハチにさされたみたいに

右手の甲が腫れている。きのうよりは少しひっこんだろうか。紫にならずただ赤っぽく腫れているので内出血ではなくばい菌がはいったのだろう。
小指と薬指を動かすといたい。動かさないでそっとしている分にはいたくない。

高橋真理子のご主人が「歌がうまい、ではなくて声質に惚れた」と発言していた。
同じ感覚のひとはいるもんだなとうれしかった。
音楽の窮極も「声」というようなことを言っていた。
これも自分と同じ事を言っていてうれしかった。
要するに「声」には肉感的・性的な魅力が、つまり色気が、あるのである。
うまいはうまいできちんと評価するが好みは別問題ということだろう。

食べ物はなんだろう?

オーディオブックはよくダウンロードするが、電子ブックというものには縁がない。
古本は完全に古書店の連合体がやっているネット検索でよく買っている。
新本はなるべく本屋さんで買っているが急いでいたり忙しいとついアマゾンになってしまう。
本の流通で世界的に末端の書店を苦しめているのはアマゾンである。
現実店舗の努力が・・・、という議論にくるのだがお店の努力ではどうにもならない時代のおおきな流れなのかなとも思う。しかもアマゾンだとCDやDVDが割安で買えるのでそれとセットで本を注文したりしてしまう。

本屋さんのメリットは立ち見と意外な発見本の快楽である。
アマゾンでも部分的に立ち見できるものもあるが・・・。
自分は気が弱いので立ち見をしたときはかならず何か買ってくる、・・・そのまま読まないことも多い。

ここで考えてみた。
ネットで販売するならば「物質の本」であろうが「データの本」であろうが出版社が直に売ったらいいんではないだろうか。もっと極端なことをいうとデータの販売ならばもう出版社すら不要で、装丁のデザインまで自分でやって直接読者に売ったほうが(当然コストが圧倒的にダウンするので安くしてもらって)いいのではないだろうか。電子出版というのはこういうことなのかしら、すでに存在しているようだね。ただしコマーシャルはテレビ・ラジオや雑誌、看板・広告とカネのかかることばかりでこの点は大手出版社の資金がものをいうのだけれど・・・、個人の力ではいかんともしがたい。
無名のひとが電子出版してもなにかの「契機」がなければ無名のまま、あるいは没後の評価ということになるだろうが有名になってしまった作家たちにはやはり「自分をそだててくれ、宣伝してくれた」出版社・出版界に対してはおおきな義理がある。これを忘れてはいけない。

絵描きをそだてるのは画商である。
ごくごくほんのわずかの目利きのパトロンということもある、あるいは画家に惚れ込んでしまっているという個人的な理由のときもあるけど。
有名になったとたんプロモーターの会社を切り捨てて云々というのは芸能界では日常茶飯事のようであるが。搾取されている、という感じの弁明をよくしているけれど。
だけどやはり本は「紙」だと思う。
日本語の音は「かみ」で、紙に「かみ」という音を与えたのには、紙が「神」に通じるものがあるのだかろうか。
もひとつ本の流通には出版社と末端書店の間に問屋相当のおおきな「販売会社」がある。
食品等のたとえでいうと昔のスーパーがなかったころのローカル・ストアーのための小口分配のためのシステムに似ているが、本の場合は大規模書店といえどもケース売りのベストセラーは別としてやはり「何冊」という感じで入ってくると思うのでこういうシステムはくずせないのだと思う。

輸入本は圧倒的に決済・スピードの点でアマゾンが勝ちである。
アマゾンだと売れ残りの返品もほとんどないのだと推察する。
どうみてもアマゾンの勝ちのようであるが。

・・・でも本屋さんには行きたい。
余計なものをみつける楽しみ・・・。
古本売りの工夫まで取り込んで現物書店の復活・生き残りを望む。
ジャンル特殊化、古本特化、輸入書巻き込み、音楽や絵の取り込み・・・なんか方法がありそうだけど。

お店に「ゆば豆腐ください」というお客様現れる。
そんなものありません、というと図書館で見たということ。
「ぼくんち豆腐屋」を読んでくれたそうとのこと。
ありがとう。
あれはね・・・・、北浦和と都内の特別にしかないのよとお知らせ。
ごめんなさい。

仕事から帰って夕飯。
鹿島市の宮本さんからもらったアンデスメロンがおいしかった。
昔のあんまり甘く無いメロンというか、キンショーメロンの食感が大好きでいつか植えてやろうと思っているものの苗が売っていないんだな。
甘さもちょうど良く、デレーとしたところがないのがいい。

「遺留捜査」とかいう刑事物でのっけの被害者(犯人?)らしきひとがオリンパス35距離計無しファインダー版を首から提げていた。
せかされるように押し入れから同じ機を出してシャッターを切ってやる。

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