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2011年5月30日月曜日

占冠のトンネルで

脱線・火災事故。死者はなかった模様でよかったよかった。
20年も前だろうか、旭川空港が濃霧のため発着できないというので急遽義父に車で占冠までおくってもらい特急で千歳まで行って帰ってきたことを思い出した。
トンネルがあったかどうかは覚えてないがバブル崩壊で新ピカのリゾートホテルが倒産後むなしく建っているのを遠望できたのを覚えている。
ずーっと「しめかっぷ」と記憶していたが「しむかっぷ」のようだ。

お昼まで雨だったが、やがて晴れ間・・・と思いきやまたまたどんより雲。
畑へ谷中ショウガ植えはやめた。
気力が萎えてしまっていた。

お宝ビデオを2つ、「奥羽山脈紀行(テレビ東京)」と「白神山地(NHK)」。前者は白神から吾妻連峰までを90分の駆け足。和賀山塊の場面だけだが佐藤隆(サトウリュウ)さんの元気な自然児の姿がまたまた強烈によみがえってきた。このブログでもちょっと前に別番組でも出ていたことを紹介していたと思う。元気と子供のこころをもらった。
吾妻連峰のぶな林の中でリュートを引いていたのにはやや違和感があったが、どちらかというとひとの声や篠笛とかフルートのほうがよかったような気がする。20年近く前だとヨーロッパの古楽器がはやっていた頃でもありなんかミーハーのようでいやな気がした。ひとがやってないことをやって前衛にいるとほくそえんでいるのはおろかで、前衛にいてなおかつ質が高くなければだめだ。競争者がいないというだけで質を無視したこういう気取りは大嫌いである。
あの自然の中で合うのは声や笛である、確信する。

もうひとつは「白神山地」である。NHKにしては時間(50分)の制約があり切り捨てたものが大変多かったと思うのだが工藤光治さんの「いい顔」が拝めて幸せであった。50才の時の映像だから15年以上前の番組かな。東から日本海に面して屹立している白神岳への登頂記録である。
工藤さんは若い頃からマタギの世界に入った白神の主みたいなひとで根深誠が先頭に立って白神横断林道に反対した時も世論を盛り上げるということで著作等でも大きな力になったひとである。世界遺産になったのはこの番組のあとである。
どこまでも自然に対して謙虚な工藤さんの態度には頭が下がるばかりである。
ほんとにいい顔をしている。

仕事中イスラエル・パレスチナ問題のブログのプリントをまだみていたが、アメリカ建国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった数百年はおろか紀元前1000年、アフリカから分裂していった人類とか石器時代まで話が飛んでしまうとんちんかんな議論になり「なんだこりゃ」になってしまう。
ヨーロッパの中にちびちびと根強く熟成・蓄積されてきた反セム問題のひとつのおおきな爆発がヒットラー・イスラエル建国で、まきこまれたアラブ人たちにはいい迷惑だ。
ヨーロッパの醜い部分のとばっちりを非ヨーロッパに押しつけた形のこういう反セム主義の一解決は経済的な利害関係を別にしたら日本人には理解しがたい、というより簡単に理解できる。
反セム=反ユダヤというのはヨーロッパの平民ばかりでなく多くのインテリたちのなかにも自然と入り込んでしまっている考えで、音楽家でもシューマンやショパン(まちがってたらごめんなさい)、近くではワーグナーが有名でいかんともしがたいヨーロッパの病気である。
そんなことに頓着せずワーグナー信奉者が日本のインテリにも多いが丸山真男もそのひとりだったと思う。無調の前兆も含んでいる彼の音楽は「煽る」ところが多くそれに陶酔されてしまう落とし穴にすぽっとはまってしまうのかなとも感じられるが、音楽はそもそもそれも重要な要素なので楽譜・音だけから彼を否定するのも無理なのかなと思う。
音楽と作曲者の思想は別問題・・・・とも割り切りにくいのだが。
自分も聞いているのでひとのことは言えないのだが・・・どうしたらいいのだろう。

日本の北方四島と竹島等は上と違いもっと単純な問題である。

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